わたしの作品

あじさいを迂闊に作品にできない理由、知ってる?

6月のジメジメとした時期、髪はクルクル、湿気でベットリ、あまり気分の良いものじゃありませんよね。梅雨に負けないストレートヘアのお姉さんが羨ましくなる季節です。笑

そんな雨の季節、花をモチーフに作品を作るとしたら「紫陽花(アジサイ)」一択ではないでしょうか。でも、Takaéはこの花、モチーフとして扱うには要注意だと思っています!今日は、私が6月に作ったアジサイの作品と、その時に気をつけたことについてお話していきます^^

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紫陽花の花言葉は、決して良いものではない!?

6月を代表する花、あじさい。今はたくさんの種類がありますよね。青、紫、赤、ピンク、白…、雨のイメージもあってか、青みがかったものがよく商品化されているように思います。

でも、そんなあじさいの花言葉、実はそんなに良いものでもないんです!もちろん良いものもあるのですが、どんなものがあるのでしょうか。。。こちらをご覧ください☟

アガるあじさいの花言葉

・元気な女性(ピンクのあじさい)

・家族だんらん、家族の結びつき、和気あいあい

・辛抱強い愛情

うんうん、ヨーロッパでは(土はアルカリ性が主なので)あじさいと言えばピンク!で”元気な女性”というのもうなづけるし、便宜上、花、花、と呼んでいる紫陽花のガクの部分がたくさん集まっていることから”家族の結びつき”というのも納得です。雨の時期をジッと耐えるその姿は、辛抱強さそのもの。うん、分かる。

からの…

マイナスのあじさいの花言葉

・浮気、移り気

・あなたは美しいが、冷淡だ

・高慢、無情

ひいいぃいぃぃぃぃぃ!!!!!!!!

いやね、これもね、分かる、分かるんですよ?あじさいは長い時間をかけて、時期によって色が少しずつ変わっていったり、土地の質(酸性かアルカリ性か)によって花の色が変わるという特徴をもった花。だから、こういう花言葉になったのだということは十分に分かるんです。でも、これを作品にする、となったら話は別なんですよ。

そんなの関係ねぇ!と言えたら良いのですが、Takaéは作品にしてお客様に身につけていただく以上、モチーフがハッキリしている場合には、どうしても言葉のもつイメージもポジティブなものをお送りしたいと思っています。(こだわりすぎ?)

そんな私が、これなら…!と選んだのが”白アジサイ”です。

Takaéが、白アジサイに込めた思い

あじさい、という大きなくくりでの花言葉があったように、実はそれぞれの花の色によっても花言葉は変わります。先ほども出てきた、ピンクのあじさい☞元気な女性、だったり、青系のあじさい☞冷淡、無情、高慢、あなたは美しいがモニョモニョ…みたいな感じです。

せっかくの6月だから、モチーフに紫陽花を使いたいのに、ピンクは正直日本の梅雨のイメージじゃない!でも、知ってしまったからには青系の紫陽花は使いたくない…。このまま万事休すか…!?と思っていたところで見つけたのが、白紫陽花でした。

その花言葉は『寛容』。

ゆっくりと変化する花を、刻々と移りゆく時間を、全て受け入れる「白」。

ジトジト身体中にまとわりつくような季節に、ぴったりだと思いました。こんな時期だからこそ、心を大きくもって、こんな風でありたいと。早速白の紫陽花を購入し、するりとした白を眺めながら絵筆を動かして、デザインしたのがこの作品です。

紫陽花をモチーフにする時に気をつけたこと、まとめ

アジサイは元々、ヨーロッパから来た花だと言われています。英語名はhydrangea(ハイドレンジア)。ちょっと覚えづらいですが、実はこれ、脱水症状を表すDehydration(ディハイドレーション)と繋がっているんだろうな〜なんて、勝手に考察してみたり。

というのも、hydrangea(アジサイ)はギリシア語由来で『水の器』という意味をもっているんだそうで。水の器…雨の時期に咲く花にピッタリで、なんだか素敵ですね^^

ということで、あじさいモチーフの作品を作った時のこだわりについてお話してきました。今後、制作をされる際の参考になったら幸いです♡

それでは、また♪

 

たかえ

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どうも、たかえです^^

【略歴】 幼少期から「絵を描くのが好き」という思いを持ち続け、
いじめられっこの経験から少数派の意見を大切にしたい、
個性豊かな世界を目指したい、とまずは教育の道を志しました。
(教育学部、美術専修。小中高の教員免許一種を持っています。)


が、そこはあくまで『教育学部』。
アートの専門性に満足できず、
さらなるレベルを求めてオレゴン州(米国)への留学を目指し
がむしゃらに努力!することになります
(ガチンコ野郎でした)。


アメリカでは、自身をモチーフにした版画が
他学部の学部長に購入されたことで
「価値を決めるのは自分ではなく相手だ」と気づき、
この経験が作品や人の価値に向き合うきっかけとなりました。


そんなタイミングでの東日本大震災。
『日本のためにできることがしたい』と
自分を過大評価しつつ、帰国。

小学校教師として働き始めたものの、
スキル不足と担任教師としての働き方に苦しみました。

その中でプラバン作品作りに出会い、
『創る』という原点に戻ってくることで 自分を取り戻す経験をしました。


心を壊した翌年、フルタイム教員を辞し、
専科教員として再出発。
この時、英会話の個人講師業も開始。
自身の作品販売にも、本気で取り組み始めました。



現在、ハンドメイド作家に寄り添う専門家として、
「作家が抱える悩み」や「アート気質な人々が
輝くための支援」を考え、『秘密喜地』という
講座を主宰しています。


一人ひとりの個性を尊重し、自信を持って
人生を歩むためのサポートを提供するべく奔走、
仲間たちが大好きで命をかけて取り組んでいます。



────────────── 私は、作ること、生み出すことが大好きで
作家気質の強い仲間たちと一緒に、この世界を
『個性で染め上げていくこと』を教えています。


元々は小学校の教員で、独立後は
ハンドメイド作家業と個人英会話教室を
独学でやって来たのですが
時間にもお金にも追われる環境
『一生このままなのかな…』と
不安になっておりまして。



30歳も数年経った2018年に、
オンラインを上手に活用した働き方が
あるのを知ったのをきっかけに、
販売の仕方/働き方に対する考え方が

180度変わりました。

ハンドメイド作家たかえの詳しいプロフィールはこちら

学んだことを自分の作品や、得意なことに
当てはめて実践していく。

これまでにない
【これをやっていけば間違いない】感…!


自分を理解し、自分らしさを活かして やってきたことが形になり、

作品は、自動的に数万円の高単価でも
継続プランのサービスでも、欲しい!と 言ってもらえるようになったことで
『これは作家さん達に伝えたい!涙』 という想いが爆発。


この小さなスペースでは、
到底収まり切らないので、
お勉強してきたことはお手紙にして
私自身の言葉で伝えることにしました。

クリエイターは自由人?

一般の方よりちょっぴり
自分に正直で、不器用なだけ。

自分の身を自分で守れれば、
誰にも文句は言わせません!

私の学びも失敗談も、笑って
お付き合いいただければ幸いです。