ハンドメイドのお話

そこまでこだわっちゃう?台紙に熱視線な理由

「ねぇ、それどうやって作ってるの?」とよく聞かれるもの、それが【台紙】です。Takaéにとっての台紙とは、ドラマに置ける名脇役のような存在。しっかりと脇を固めることで主人公を引き立て、作品の世界観を盛り上げてくれます。そんな存在が、自分の作品にもいてくれたら、最強じゃないですか?

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アメリカ人の発想に、アッと方向転換!

ハンドメイド活動を始めた頃は、お客様が親しい友人達だったこともあり、あくまで”趣味”の延長と思ってやっていました。だから、あくまで”作品が良ければ、それ以外の部分はそれなりでいい”と思っていたんですね。

そんな私の気持ちが変わったのは、当時の恋人(アメリカ人)に言われたことがきっかけ。「一言、言って良い?作品はいいけど、他がダサい!」と、そう言われたんです。超・ど直球ですよね。笑

「大事なお金をいただくんだから、プロとして全力でお客様を楽しませろ!」。その言葉にハッとしました。

私はお客様(友人達)に甘えていたんです。「友達だから、このくらいで良いよね?」って。でも、作品を愛してくださる未来のお客様にも、同じように言い続けるのでしょうか?「ハンドメイドは(プロの作った)市販品じゃないから、このくらいで良いよね?」……ダメダメダメ!それはただの言い訳だ〜!できる範囲できちんとしよう!そう思った瞬間でした。

台紙をこだわると良い、ふたつのポイント♪

台紙の与えるインパクト、気づいてる?

久しぶりに会った友人が髪をバッサリ切っていたら、印象がだいぶ変わりませんか?ロングの彼女が急にショートになっていたら、何かあったの!?と思いますよね。作品にとっての台紙(周りの部分)というのは、それくらいインパクトが大きいんです。

一度作ってしまえば、資産になってくれる

でもでも、毎回作るのは面倒だし、でもそこそここだわりたいし…って言うとどうしたら良いの〜!?って話ですよね。私は面倒臭がりなので、毎回作り直さなくてはいけないとなると続けられる気がしません。笑 そこで編み出したのが、”消すゴムハンコを使う”と言う方法だったんです。

どんな風に作るの?Takaéの方法を大公開!

何を隠そう、私は学生時代に版画を少々嗜んでいまして、その時からゴム版や木版が好きだったんですね。「1枚の版を作れば何枚でもコピーが可能」と言う考えは、台紙にも生かせるんじゃない?と考えたんです。

行程はこんな感じです。

  1. 消しゴムはんこ用の消しゴムを購入
  2. 紙(なんでも良いです!)に図案を描き
  3. 付属のトレーシングペーパーで消しゴムに写し取る
  4. カッターナイフ(に加えて、私は小学生の頃からの彫刻刀を使いました。笑)で、いらない部分を削り取り
  5. スタンプ用のインクで版を押す!

世代的には、プリントゴッコを思い出します。笑 具体的な作り方、台紙にするのにオススメな紙は、また別で詳しく記事化しますね^^

まとめ

一度作ってしまえば、あとはペッタンペッタンするだけなので、私もいまだに3年?以上前に作った版を使い続けています。それでなくても個人での作業の多いハンドメイド活動、こういった”後の資産になる”ストック型のものを作って、楽をしていきましょう♪

それでは、また♪

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私は、作ること、生み出すことが大好きで 大切な誰かと一緒に作家の世界を 盛り上げていくことを仕事にしています。

元々は小学校の教員で、独立後は ハンドメイド作家業と個人英会話教室を
独学でやって来たのですが
時間にもお金にも追われる環境
とにかく『一生このままなのかな…』と
不安になっておりまして。



30歳も数年経った2018年に、
ネットの仕組みを上手に活用した働き方が
あるのを知ったのをきっかけに、
販売の仕方/働き方に対する考え方が

180度変わりました。

ハンドメイド作家たかえの詳しいプロフィールはこちら

芸術業界や教育、語学とはジャンルは違えど
学んだことを自分の作品や、得意なことに
当てはめて実践していく。

これまでにない
【これをやっていけば間違いない】感…!

やってきたことが形になり、
作品が、自動的に数万円の高単価でも
継続プランのサービスでも、欲しい!と 言ってもらえるようになったことで
『これは作家さん達に伝えたい!涙』 という想いが爆発。笑


この小さなスペースでは、
到底収まり切らないので、
お勉強してきたことはお手紙にして
私自身の言葉で伝えることにしました。

クリエイターは自由人?

一般の方よりちょっぴり
自分に正直で、不器用なだけ。

自分の身を自分で守れれば、
誰にも文句は言わせません!

私の学びも失敗談も、笑って
お付き合いいただければ幸いです。